新年 会長あいさつ

新年 会長あいさつ

 

明けまして おめでとうございます

 

皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

ラジオ体操は、当時の逓信省簡易保険局が提唱し、1928年(昭和3年)に国民の健康の保持増進を目的として制定され、今年で93周年を迎え、みんなの体操も制定22周年を迎えます。

昨年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、皆様が楽しみにしておられた、横浜市での1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭を始めとして、夏期巡回・特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会、春季・秋季指導者講習会等を中止せざるを得ない事態となりました。現在も新型コロナウィルス感染はとどまるところを知らず、毎日多数の新規感染者が発生している状況です。  

緊急事態宣言が発出された4月には、朝のラジオ体操会の自粛をお願いしましたが、おかげさまでラジオ体操会で大きなクラスターが発生したということもなく、また自粛生活の中で、改めてラジオ体操が自宅で気軽にできる運動として再評価されており、テレワークを導入している企業様からも社員の健康管理のツールとしてラジオ体操動画を活用したいとのご要望を多数受けるなど、全国各地で「with corona」の時代に即した健康づくりにラジオ体操をご活用いただいていると聞いております。

東京オリンピック・パラリンピックの開催まで予断を許さない状況ですが、ワクチンも開発されるなど明るい兆しも見えて参りました。引き続き、株式会社かんぽ生命保険、NHK、一般財団法人簡易保険加入者協会及び当連盟が一体となって、「いつでも どこでも だれでも」気軽に取り組めるラジオ体操・みんなの体操の一層の普及推進を図っていかなければならないと思っております。

今年が皆さま方にとってよい年でありますようご祈念するとともに、皆さま方の更なるご支援、ご協力をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

2021年 元旦

 

 

 

NPO法人全国ラジオ体操連盟

 

                                     会長 荒木田 裕子