夏休みに子ども会等が実施するラジオ体操について

 

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言は全面解除されていますが、北九州では感染の第2波が発生するなど、まだまだ警戒が必要です。 毎年夏休みに学校の校庭や公園で子どもたちがラジオ体操を行っている姿は夏の風物詩ともいえる光景ですが、毎朝集まってラジオ体操を行うことは、「3密」のうちの「2密(密接、密集)」につながる恐れがあります。子どもたちの感染防止のためにも、また感染させないためにも、引き続き慎重な行動が求められますので、当連盟としては次のように考えます。

 

① 新型コロナウイルス感染状況等は自治体それぞれで異なっています。お住まいの自治体が発表している諸施策・方針等をお確かめの上、皆さま方ご自身で実施の可否をご判断いただくようお願いします。

 

② 子どもたちが参加する夏休みのラジオ体操会を実施される場合は、子どもたちの健康を第一に考えて十分な感染予防対策を行っていただくようお願いします。「2密(密接、密集)」にならないよう十分に注意を払い、当日の体調(体温)確認、体操時以外のマスク着用、事前事後の消毒・手洗い、密集を避け十分な距離を取るなど予防策の徹底を図ってください。

 

③ マスク着用により熱中症のリスクが高まります。マスクを外して体操を行う際は、人との間隔をより広く(少なくとも2m以上)保ち、こまめな水分補給を心掛けてください。

 

2020年6月12日

NPO法人全国ラジオ体操連盟理事長 青山 敏彦